モーターボートとはエンジンを搭載した3m未満のボートのことです。

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モーターボート

3台の競艇ボート

モーターボートはエンジンを搭載したボートです。
ボートにおいてはエンジンのことをモーターと呼ぶ動きがあり、EV車のような電気の力を使ったモーターとは構造が異なります。
船とボートの違いについては、国内では船舶免許の都合で全長3m未満のものをボートと呼ぶ動きがあります。
世界的には他の船で運搬できるサイズをボートと呼び、軍事的には潜水艦をボートと呼ぶ動きもあります。

モーターボートの種類

  • モーターヨット(クルーザー)
  • エクスプレスクルーザー
  • キャビンクルーザー
  • トローラー(レジャー用の小型船など)
  • ワークボート
  • スポーツフィッシングボート
  • フィッシングボート(釣り舟)
  • パフォーマンスボート
  • トウボート(タグボート)
  • スポーツボート(ランナバウト)
  • インフレータブルボート(ゴムボート)
  • トレーラブルボート(牽引トレーラーで運べる船)
  • パワーボート(競艇用ボートなど)

世界的に見ればモーターボートの種類は幅広いです。
日本ではエンジン付きのゴムボート(救命ボートなど)競艇用のモーターボートの馴染みが深いです。
ボートと船の違いが曖昧で複数の定義があることから、多くの項目で船舶と重複しているものがあります。

 

大船舶のエンジンとスピードについてはコチラ(参考記事:大船舶のエンジンとスピード)

モーターボートの歴史

高速で水上を走る競艇ボート

世界初のモーターボートは1861年にはルノアールのガスエンジンがボートに搭載されたものです。
その後はレースとしての需要を高めていき、1904年にイギリスとアメリカで国際レースが開催されます。
モーターボートのレースは国際化によって日本にも広がっていき、河川や海を使ったレースから周回コースを回るスタイルになったのが日本の競艇です。
競艇は1951年に モーターボート競走法制定公布され1952年に初開催されました。
戦後の復興による財源確保の目的があり、競馬をボートレースに応用させた形です。
なお、公営競技は競馬、競艇のほかにも競輪、オートレースがあり競艇は3競1オートからなる公営競技の中で一番遅く始まった歴史を持ちます。

 

競艇の場合は同じメーカーの同じエンジンを使っていますが、製造時に出る僅かな誤差によって当たりエンジン・ハズレエンジンが分かれることで、ボートの抽選が重要な予想要素になっています。
また選手はスクリュー(ペラ)の部分を自分で調整することができ、ペラの調整技術も選手の技量として重要視されています。
過去にはモーターとペラを選手に貸し出す方式を取っていましたが、選手はグループを作ってペラの開発を行うようになり、選手の負担やグループごとの優劣が問題になって開催毎に抽選する形に戻った歴史があります。
競艇は全艇で共通のエンジンを使い、構造的な改造を禁止する中でも性能差が出ることから、エンジンの奥深さが伝わるスポーツとして知られています。

 

なお、競艇で使われるエンジンは396.9cc直列2気筒2サイクルエンジンです。
2サイクルエンジンを採用していた昔のスポーツバイクもエンジンによって当たり・ハズレがあることで有名で、2サイクルエンジンの構造上の問題が影響しています。
乗用車で広く使われている4サイクルエンジンは当たり・ハズレの差はほとんどありません。